しゅうちゃん

お寺の話

『「悩み・苦しみ」という泥水が濃いほど、「幸せ」という大輪の蓮の花が咲く』8・9月お寺のお便り・京都 満福寺

人生には幸せだと感じるときもあれば、「なぜ私がこんなに苦しい思いをしないといけないのか」と苦しい思いをすることもたくさんあると思います。まさに『思い通りにならない』のが私たちの人生なのかもしれません。 私自身、アキレス腱を断裂してしまい、なぜこんなタイミングでこんなことになるのだろうと最初は自分自身を責めてしまう気持ちが大きかったです。 しかし、この夏のお盆を終え、足の具合もだいぶ回復してまいり、振り返ってみますと親との会話する時間、多くの方のおかげ様に気付けたことなど、この怪我も何か意味があったのかもしれないと思えるようになりました。
おすすめ本紹介

あなたは何のためにこの命を使いたいですか!?《戦後80年の今に思うこと・・・》

今年で、1945年8月15日の日本終戦の日から80年という節目の年を迎えました。 あの戦争によって多くの命、傷ついた人々、そして家族や大切な人の絆や暮らしが失われました。 そして、その多くの犠牲の中には未来の子孫たちには必ず幸せになってほしいという深い思いの上に、今の平和な暮らしがあることを、改めて心に刻まないといけないと思いました。
おすすめ本紹介

最高の宝物はあなたの目の前にすでにある!?

先日、まさかの応援でアキレス腱を断裂するという大怪我をしてしまいました。 アキレス腱の縫合手術をするために入院することになったのですが、その入院中に時間があったので、腰塚勇人(こしづかはやと)さんの著書、『命の授業』を読みました。 この記事を最後まで読んでもらって、少しでも興味を持ってもらい、この本を実際に手に取ってもらえると嬉しいです。
雑記

話し方で人生が変わる!?一流スピーチライターが教える 『話し方のテクニック』

今回は、ズバリ!! 話し方で人生が変わる!?一流スピーチライターが教える 『話し方のテクニック』の本になります。 私も満福寺でお坊さんになり、そして、保育園で働きはじめて17年目になります。色々な経験の中で、人前に立って話すことに少しは慣れてきましたが、今でも「もっとうまく話せるテクニックがあったらな」と反省する毎日です。
明日好き言葉

『報恩感謝(ほうおんかんしゃ)』《明日が大好きになれる言葉》

『報恩感謝』とは今の自分に与えられている「ありのまま」の環境に感謝し、その恩に報いていこうとする気持ちのことです。 お釈迦さまは「報恩感謝」について、『知恩(ちおん)』・『感恩(かんおん)』・『報恩(ほうおん)』の3つを教えられています。
お寺の話

『あなたはすでに輝いている』7月お寺のお便り・京都 満福寺

満福寺のご本尊様は「阿弥陀如来様」です。 毎朝本堂でお勤めをしていますが、日々手を合わせている仏様は阿弥陀如来様ということになります。 「阿弥陀(あみだ)」とは、サンスクリット語で「アミターバ(無量光)」および「アミターユス(無量寿)」を音写した言葉です。 すなわち、阿弥陀如来とは無限の光と無限の命をもつ仏様という意味です。 無量光とは、空間的に無限であり、どんな場所にもその救いは届いているという徳を表しており、 無量寿とは、時間的に無限であり、どんな時代でも、その救いは届いているという徳を表しています。
お寺の話

『人を喜ばせる心が慈悲の心』満福寺6月お寺のお便り

去る5月15日から19日までの5日間、総本山光明寺において「大授戒会(だいじゅかいえ)」が厳修されました。私はその法要において「准法(じゅんぽう)」という役職を仰せつかり、貴重な経験を積ませていただきました。 授戒会とは、亡くなってから戒名を授かるのではなく、生きている今このときに仏さまの戒をいただき、仏さまが示された教えに自ら誓いを立て、正しい生活・生き方を実践していくことを目的とした法要です。
お寺の話

『みんなちがって みんないい』満福寺5月お寺のお便り

毘沙門天様は七福神の一人ともされています。 七福神の由来には諸説ありますが、最も有力なのは「七」という数字にまつわる意味です。 七福神の「七」は仏教の経典の『仁王経(にんのうぎょう)』にある「七難即滅、七福即生(しちなんそくめつ、しちふくそくしょう)」という言葉が元になっているそうです。
お寺の話

『咲いた花見て 喜ぶなら 咲かせた根元の恩を知れ』満福寺令和7年4月お寺のお便り

桜は、日本人にとって特別な存在だと思います。春になると一斉に咲き誇るその姿は、自然の美しさを象徴し、多くの人々の心を揺さぶります。 「桜」という名前の由来には諸説ありますが、日本の伝統的な信仰では、山には幸せをもたらす「幸(さち」の「サ」の仏様・神様がいるとされ、その「サ」の仏様・神様が春になると山から私たちのもとへ「来る」ことから「サクラ」となった、という説があります。
雑記

『道に迷えばオモロイ方へ!』《明日が大好きになれる言葉》

こんにちは。京都市中京区にある西山浄土宗・満福寺の住職。また、六満こどもの家(夜間保育園)の園長をしています。しゅうじょうです。 僧侶・保育士として働きだした当初は、自分の思うようにいかない毎日で、何に対しても「自分がこういう状況な...
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