朝晩の風に秋の深まりを感じる一方、日中はまだ汗ばむ日もございます。体温調節が難しく、体調を崩しやすい季節ですが、皆さまはお変わりなくお過ごしでしょうか。
さて、11月21日(土)に、満福寺に於きまして『満福寺山門復興落慶式法要』を厳修(ごんじゅう)いたします。
先日、ある檀信徒様から「なぜお寺で落慶式をするのですか?」とご質問をいただきました。
「落慶(らっけい)」とは、本堂や山門などの建立・修復が完成したことをお祝いするという意味です。
「落」という字には、葉が落ちるという意味のほかに、「物事が落ち着く」「完成する」という意味も含まれています。建物の完成を「落成」と呼び、その完成を慶び、お祝いすることを「落慶」といいます。
このたびの山門や庭園、鐘撞堂などの復興は、決して一人の力で成し遂げられたものではありません。
檀信徒様をはじめ多くの方々からお寄せいただいたご寄附、さまざまな形で応援してくださった皆さまのお力添え、そして家族の温かな支えがありました。
また、歴代のご住職方が「お参りしてよかった」と思っていただけるお寺を目指し、日々積み重ねてこられた教化活動も、今日につながる大切な礎となっております。
目に見えるものから見えないものまで、こうした一つひとつのご縁が積み重なり、無事に完成を迎えられましたことを、心よりありがたく深く感謝しています。。
西山浄土宗では、「南無阿弥陀仏」とお称えするお十念を通して、「安心起行(あんじんきぎょう)」の教えを大切にしています。 ここでいう「安心」は、「あんしん」ではなく「あんじん」と読みます。
日常で使う「あんしん」は、不安がなくなり心が落ち着くことですが、状況が変われば再び不安や悩みが生まれることもあります。
一方、仏教でいう「あんじん」とは、「煩悩まみれの私であっても、阿弥陀様に救っていただける」という、揺るぎない心のよりどころを得ることです。思い通りにならないことに出会っても、阿弥陀様のお慈悲に支えられていることを受け止め、日々を歩んでいく。その心が行いへとつながっていくことを「安心起行」としてお伝えしています。
今回の山門復興落慶式法要を通して、一人でも多くの方に山門をくぐり、本堂へお参りいただきたいと願っております。そして、「南無阿弥陀仏」とお念仏を称えるご縁を結んでいただけましたら幸いです。
満福寺が、皆さまにとって心のよりどころとなり、日々を歩む力をいただける場所となるよう、これからも努めてまいります。
改めて「南無阿弥陀仏」とお称えする中で、感謝を大切にするお念仏の心にふれていただけましたら幸いです。
★満福寺からのお知らせ

◆【西山上人御祥月法要と法話の会】於:総本山光明寺(長岡京市)
11月14日(土)〜12月6日(日)の長岡京市にある総本山光明寺の紅葉期間中に、『西山上人御祥月法要と法話の会』を中部青年僧の会主催で開催させていただきます。
・日時:11月25日(水)、26日(木)、29日(日)
・場所:阿弥陀堂
・時間:各日とも13時〜15時までとなっております🙇♂️
若手の僧侶たち(私もすべての日程で法話させていただく予定をしています)が法話をさせていただきますので応援する気持ちでお参りに来ていただけると嬉しいです😊
皆様のお参りお待ちしております。
本山紅葉期期間中のため、本山入山に1000円が必要となります。ご了承の程、よろしくお願いいたします。詳しくは下記、総本山光明寺のHPをご確認ください。
https://komyo-ji.or.jp/
◆満福寺12月のお寺の日 於:西山浄土宗・満福寺
日時:12月21日(月)
場所:満福寺(京都市中京区)
時間:10:30~
参加費:無料(檀信徒様だけでなくどなたでもお気軽にご参加いただけます)
内容:お勤めと法話
たくさんのお参りお待ちしております。お申込み方法等の詳細は後日、お知らせいたします。

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