7月になりました。本堂の前に飾られた笹には、六満こども園の園児たちが作った笹飾りが風に揺れています。
4年に一度のサッカーワールドカップが開幕しました。

TVで見る、日本人選手のひたむきな活躍を目にして、私もさまざまなことに挑戦しようと日々勇気をもらっています。
試合中、サポーターたちの「オーニッポン・・・」という力強い掛け声が聞こえてくると、私自身も選手と心を一つにして戦っているような、熱い気持ちが込み上げてきます。
実はこの掛け声(応援歌)のことを「チャント」と言うそうです。

「チャント」とは、一定のリズムに乗せて声を合わせる様子を指す言葉で、日本語では「詠唱」や「唱和」と訳されます。
日本代表には七つのチャントがあり、中でも「オー バモスニッポン ニッポン ニッポン ・・・」という『バモスニッポン』が特に有名です。
この「バモス(VAMOS)」という言葉は、スペイン語で「さぁ、行こう!」という意味があります。
どの宗派でも広く読まれている『般若心経』というお経の最後にも「ぎゃあてい、ぎゃあてい・・・」から始まる真言があります。

この言葉もまた、日本語に意訳すれば「さぁ、一緒に極楽(彼岸)へ行きましょう」という意味になります。
共に声を合わせてお経を唱えることが「心を一つにする」という大きな力を持つことを、昔の人は深く理解していたのかもしれません。

また、心臓には「ミニ脳」とも呼ばれる、脳と同じ細胞が四万個も存在するという興味深い研究があります。
これは、胸の前で静かに手を合わせて「南無阿弥陀仏」と唱え、仏様の慈悲を感じることで心臓の鼓動が安定し、それが脳にも良い影響を与えるそうです。

さらに驚くべきことに、一緒にお念仏を唱えたり、共に声を合わせて応援したり、同じ行動をすることで、隣にいる方と心臓の鼓動のリズムがぴったりと同じになるという研究結果もあります。
人は脳を通じて知覚し、考え、行動していますから「心は脳に宿る」と考えるのが科学的かもしれません。しかし、誰かを応援して胸が熱くなったり、胸がいっぱいになったりするとき、私たちはそれを頭ではなく、確かに「胸のあたり」で感じています。
今年も7月25日(土)午前10時半より、満福寺本堂にて『念仏のつどい volume.9』を開催いたします。
今回はバイオリン奏者のeRika(エリカ)氏をお招きする予定になっています。

心が透き通るような美しいバイオリンの音色、そして法要と法話を通じて皆さまに笑顔になっていただき、本当の意味で皆さまと「心をひとつ」にできればと願っております。
入場無料!どなたでもご参加いただけます。
法話・ヴァイオリンコンサートからの参加も大歓迎です。
お申し込みはお電話(075ー841-1196)、または公式Instagram【@manpukuji1618.kyoto】
以下のURLよりお申し込みしていただけます。
https://forms.gle/UEKqxrhKzNMLzCmt6
当日は、たくさんの方のお参りを心よりお待ち申し上げております。

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