お寺の話

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『六度満行(ろくどまんぎょう)』【令和6年3月お寺のお便り】

3月はお彼岸の月でございます。お彼岸の七日間は、満福寺の大切な教えの一つでもあります『六度満行(ろくどまんぎょう』を1つでも実践していただいて、仏様やご先祖様からの教えを大切にして、心に感謝と喜びを持ちながら、幸せになるための一歩を踏み出していただく学びの期間になります。 近年、「ウェルビーイング」という言葉が注目を集めています。 この「ウェルビーイング」という言葉は「身体的・精神的・社会的に良好な状態にあること」を指す言葉であり、医学や心理学の世界では「幸福」という訳語が当てられることが多いようです。
おすすめ本紹介

幸せについて、僕が考えたこと

そうさ皆、そうさ今しか生れない. そうさ皆、そうさ今を抱きしめればいい. それに気付けたことで僕は世界一幸せになれたよ. これは井上絃(いのうえ げん)君の「幸せについて、僕が考えたこと」の歌詞になります。 先月、僕の大親友であった、あるお寺の住職さんが極楽浄土に旅立ちました。39歳という本当に早すぎる死でした。
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『代受苦者(だいじゅくしゃ)』他人の苦しみを自分のこととして感じられる者になる【令和6年1・2月満福寺お寺のお便り】

仏教には「代受苦(だいじゅく)」という言葉があります。 これは、誰かが事故や災害などで思いがけない出来事で命を落としたり、あるいは病気を患ったりしたとします。 そうした時に「本当は、私がそのような苦しみを負うはずだったのに、私の代わりにその人が苦しみを引き受けてくれた」 つまり、私に代わってその人が亡くなった、私の代わりにその人が病気になった、私の代わりにその人が被難に見舞われた、というように、「代受苦者(だいじゅくしゃ)」となり、自分の身に降りかかろうとしている境遇を"代わり"に引き受けてくれたのだと考えることを言います。
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『笑う門には福来る』令和5年12月お寺のお便り

12月8日はお釈迦様がお悟りを開かれた日である、成道会にあたります。 成道会とは、世界中の人間の幸福について悩み続けられたお釈迦様が、菩提樹の下で『お悟り』を開かれ、『仏陀(ぶっだ)』となられた日であります。
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令和5年11月お寺のお便り 【加賀山 満福寺】

「ありがとう」という言葉は感謝の言葉の代表ですが、満福寺の宗派である西山浄土宗でも「南無阿弥陀仏」は感謝のお念仏だと言われます。 なぜ、「感謝のお念仏」と言われるのかというと、西山浄土宗では、すでに阿弥陀様に救われていることが約束され、この世での生が終わると、極楽に往生できる権利が私たちにはすでにあるのですが、私たちはそのことに気付かずに色々な煩悩に悩まされながら生活をしてしまっている。
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令和5年10月満福寺【お寺のお便り】

『独生  独死  独去  独来』(どくしょう どくし どっこ どくらい) 『仏説無量寿経』 これは、私たち浄土宗寺院の僧侶が大切にしている浄土三部経である。 「仏説阿弥陀経」「仏説観無量寿経」「仏説無量寿経」の3つの経典の中の『仏説無量寿経』の中に出てくる、お経の文であります。 『独生 独死 独去 独来』とは「人間は、生まれてくるのも一人であるし、死んでいくのも一人である。この世に来たのも一人であり、この世を去っていくのも一人なんですよ」という教えであります。
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令和5年9月 満福寺【お寺のお便り】~苦しみの多い世界で幸せに生きる方法~

8月は記録的な猛暑日が続き、また、お盆中に台風が日本列島に上陸して新幹線が止まってしまい、予定通りに帰省できずに大変な思いをした方も多かったと思います。 私もお盆のお参り中に台風が直撃しましたが、何とか無事に夏の棚経を終えることがで...
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令和5年 満福寺7月お寺のお便り『モノには魂が宿る』とは

梅雨明けの暑さが感じられる時期になりました。京都では四年ぶりに祇園祭山鉾巡行が通常通りに開催される予定で、やっとコロナ前の京都が戻ってくるのかと心待ちにしております。 こんにちは、満福寺の住職・保育園の園長をして15年目のしゅうちゃ...
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『頼まれごとは試されごと』(満福寺6月お寺のお便り)

こんにちは 満福寺の住職。そして、こども園で保育教諭として15年目の「しゅうじょう」です。 今年は5月に梅雨入りのニュースが流れ、近畿と東海では平年より8日、去年より16日早い、2013年以来の早い梅雨入りとなりました。 ...
おすすめ本紹介

5月 お寺のお便り《満福寺》

新緑の美しい季節となりました。こんにちはしゅうちゃんです。 「そういうものに 私はなりたい」               5月満福寺門前掲示板 この言葉は皆様もよくご存じの「雨ニモマケズ」という詩の最後の一文にな...
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