こんにちは、京都にある満福寺の住職と保育園の園長をしています。しゅうちゃんです。
今回の明日が大好きになる言葉は、
『体は食べたものでつくられる 心は聞いた言葉でつくられる 未来は話した言葉でつくられる』
になります。
これは、ブリキのおもちゃコレクターの第一人者として世界的に知られており、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」に鑑定士として出演している、北原照久(きたはらてるひさ)さんの人の成長にまつわる3ステップの言葉になります。
プラスの言葉にはプラスの力がある
北原さんは『口から出た言葉を最初に聞くのは自分自身だから、「バカヤロー」と愚痴る人は、そのあともずっとツイてない。「失敗しそうだ」と心配を口にしていると、本当に失敗してしまう。』と言っておられます。
そして、逆にプラスの言葉にはプラスの力があり、言葉の使い方を変えるだけで、自分の心が変わり、やがて周りも自然と良い方向に変っていくことがあると話をされています。
一切衆生悉有仏性
仏教の教えに、『一切衆生悉有仏性(いっさいしゅじょうしつゆぶっしょう)』というものがあります。
これは、「この世の生きとし生けるものは,すべて仏様になる可能性 (種) を持っている」ということであります。
しかし、ただ可能性の種を持っているだけでは花を咲かせることはできません。
綺麗な花を咲かせるためにはどうすればいいのか?
それには、栄養たっぷりの土と水、太陽の光が必要になります。
そして、人の人生になると、この土や水が「毎日の体に良い習慣」になり、太陽の光が「周りの人のおかげ様や不思議なご縁に日々、感謝すること」になるのです。
そして、これらが積み重なって初めて綺麗な花を咲かすことができるのです。幸せも積み重ねれば積み重ねるほど、幸せ者になっていくのです。
つまり、あなたの心の種は聞いた言葉で成長して少しづつ大きくなり、いつか幸せの花を咲かせることができる。そして、あなたの未来はあなたの話した言葉でしかつくられないのです。
子育てに関して言えば、「体は食べたものでつくられる」というのが子どもが元気で病気にならないように愛情たっぷりの食事を毎日、子どもに与えるということになります。
次に、「心は聞いた言葉でつくられる」というのが、親が「この子なら大丈夫。絶対にできる!」と信じてあげ、応援し続けることになるのだと思います。
親が「そんなの絶対に無理!」と口ぐせのように子どもに向かって言っていると、それは呪文のように子どもの自信と可能性をなくしてしまう恐ろしい言葉になってしまうのです。
そして、最後にこれらの愛情を受けて育った子ども達は「自分は絶対にできる!」と自信をもって自分のことを疑うことがないので、たとえどんな困難な壁にぶち当たっても、最終的に乗り越えて自分の目標を達成することができ、結果、幸せな未来をつくりだすことができるのです。
言葉には魔法の力がある
「ありがとう」や「助かった」、「僕にはできる」などのあなたが口にしている言葉は呪文であり、奇跡を起こす魔法の力があるのです。
英語の「スペル」には「呪文」という名詞の意味があるように、日本でも言葉のことを「言霊(ことだま)」といって、「言葉には魂が宿っていて、その力が森羅万象すべてのものを成り立たせている」という考え方があります。
つまり、あなたが「ありがとう」や「ついてる」などのいい言葉を使うと、いい現実を生むし、逆に「しんどい」や「つらい」などの悪い言葉を使えば、悪い現実を連れてくるのです。
あなたの現実はあなたが発声した言葉が作っています。
だから、起きて欲しいことだけを言葉にして、普段何気なく使っている言葉を「魔法の言葉」だと思って使うようにする。
そんな気持ちで願いが叶ってほしいことをつぶやけば、それは必ずあなたの願いは現実化して、あなたは必ず幸せになれるのです。
逆に、叶ってほしくないことをつぶやけば、それも現実化してしまうのです。
あなたは魔法の言葉を上手に使えていますか?
自分が話して良い感じがすれば良い言葉、言葉を上手に使えば、どんな現実をも作り出すことができ、どん底状態でも人生を大逆転できるのです。
『体は食べたものでつくられる 心は聞いた言葉でつくられる 未来は話した言葉でつくられる』
このことを意識して行動することで、あなたは必ず幸せになれます。
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