こんにちはしゅうちゃんです。
春風のさわやかな季節を迎えました。
音楽ライブ会場やスポーツ観戦では声出しが解禁になり、桜の名所でも四年ぶりに飲食や飲酒を伴うお花見が可能となりました。至るところで人々の楽しげな声が響くようになりました。
不満を言い続けると一人ぼっちになり、感謝を言い続けると仲間がいっぱいになる
4月の満福寺の門前掲示板は
『不満を言い続けると一人ぼっちになり、感謝を言い続けると仲間がいっぱいになる。』
にしました。
仏教には「善因善果 悪因悪果 自因自果」(ぜんいんぜんか あくいんあっか じいんじか)
という教えがあります。
これは「幸福という運命は、善い行い(善い原因)が生み出した結果であり、不幸という運命は悪い行い(悪い原因)が引き起こした結果になる。」というものであります。
そして、「自分の運命の全ては、自分のまいた種が生み出したものですよ」という教えであります。
「ありがとう」を一万回言えば、必ず幸せになれる
私が一番好きな言葉に「『ありがとう』を一万回言えば、必ず幸せになれる」という言葉があります。
言葉には昔から「言霊」と言われるように、自分の発した言葉には不思議なエネルギーが宿っていると信じられてきました。私も本当に言葉には不思議な引き寄せる力があるのだと信じています。
実際に、「ありがとう」や「ついてる」、「嬉しい」、「楽しい」などの言葉を一日に最低30回は使うことを心掛け習慣化した結果、
先日も入手困難なライブのチケットが当選したり、家族で出かける1週間前は雨の予報だったのが、当日には快晴になるなどの不思議な力で幸せなことが引き寄せられているように感じます。
なぜ、いい言葉を使っていると良いことが起り、悪い言葉を使っていると悪いことが引き寄せられるのでしょうか?
この引き寄せの仕組みを簡単に説明すると、
例えば、自分が見たい番組をテレビで見ようとする際、自分で好きなチャンネルを選択しますが、それはテレビ局側もあなたが見たいと思っている番組を制作して放送しないと番組は見れません。
そのどちらの気持ちも一致することで初めて見たい番組が見れるのです。
これと同じように、この世の中にも良い結果や悪い結果の両方ともが存在するのですが、
『ありがとう』などの感謝の言葉を言い続けていると、良い結果が引き寄せられ、
「しんどい」、「嫌だ」、「疲れた」などの不平や不満、愚痴などを言い続けていると悪い結果が引き寄せられていくのです。
「南無阿弥陀」の意味とは?
私たちが毎日、お勤めでお称えしていますお念仏である、「南無阿弥陀仏」も本来の意味は、
『南無』は「おまかせします・感謝します」という意味。
『阿』は「否定」の接頭語を表す「a」の意味。
『弥陀』は「ミダ=メートル (測ることができる)」という意味があります。
つまり、「南無阿弥陀仏」とは「測ることが出来ないものに感謝する、ありのままの状況におまかせする」という意味があり、
簡単に言うと
「南無阿弥陀仏」=「ありがとう」なのです。
アメリカの方に「ありがとう」と伝えても伝わらない場合が多いと思います。
アメリカには「センキュー」という感謝を表す言語である英語があり、中国では「シェイシェイ」など国それぞれの感謝を表す言語があります。その国の言葉を使うことによって自分の「感謝の気持ち」が相手にストレートに伝わるのです。
そして、極楽にも極楽の言葉があり、極楽での「ありがとう」が「南無阿弥陀仏」になるのです。
法事や毎日のお勤めで「南無阿弥陀仏」を唱えることで自然と感謝を言い続けていることになるのです。
また、仏様やご先祖さまが「南無阿弥陀仏」を通して、『「ありがとう」などの感謝の言葉をいっぱい使う生活をすると必ず幸せになれますよ』と教えてくれているのです。
そのことに気付けた人だけが幸せになれるのだと私は思います。
まとめ
4月になり、新年度や新生活が始まります。
「今日が一番若い日」という言葉があるように・・・
これからの人生で今日が一番若い日なんです。若い時にやっときゃ良かった、あのときにやっときゃ良かったではなく、今日が一番若いのです。
だから、今日できると思ったことは今日始める。
明日やればいいとか、そのうちになんて思っていると結局できないで終わってしまうことがほとんどです。
明日からではなく今日から、「南無阿弥陀仏」の感謝の心を大切にして新しいスタートを切ってみてはいかがでしょうか。
そうすれば、嬉しい時は一緒に喜んでくれ、苦しい時には話を聞いてくれ助けてくれる、最高の仲間に囲まれる幸せな人生を手に入れることができるのだと思います。
今日が一番若い日です!!本を読むことが苦手な方でもマンガなら楽しみながら自分磨きができますよ
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