あなたは人に話をしたときに、どんな言葉が返ってくると嬉しいと感じますか?
自分の思いや感じていることを相手に伝えたとき、共感してくれる言葉や気持ちに寄り添ってくれるような言葉をかけられると、つい嬉しくなって色んなことを喋りたくなると思います。
また、話をしていて心地が良いと思わせてくれる人とは、また話がしたいなと思うものです。
実は、たった一言で、相手が話をしたくなってしまう「魔法の言葉」があるのです。
魔法の言葉『よく頑張ってるね』
その魔法の言葉とは、「よく頑張ってるね」という言葉であります。
この「よく頑張ってるね」という言葉は、頑張ったことや大変だった話に対して有効な魔法の言葉になります。
「今のままでも、あなたは十分に頑張っているよ」ということを相手に伝えることで、相手は自分が認められたという思いになり、相手に安心感を与えることができるのです。
不安を感じやすい現代において、人が一番求めているものそれは「安心感」になります。
あなたとの会話で安心感を得られたと実感することが出来れば、相手はまた、あなたと話したいと思うようになるはずです。
魔法の言葉とは?
『魔法の言葉』とは、人を認める「承認の言葉」になります。「承認の言葉」とは「ありがとう」や「頑張っているね」などの何気ないひと言でも承認の言葉になります。
そして、この「承認の言葉」は誰でも今すぐに、相手を選ばず使うことができ、特別なスキルも必要なく、大胆な行動を起こす必要もありません。
そして、たったひと言でも使ってみると、人間関係に変化を起こすことができるから『魔法の言葉』なのです。
どうして「承認の言葉」に「人間関係を変える」効き目があるのかというと、そこには私たち誰もが求める強い『承認欲求』が関係しています。
《人の3大心理》
①人は自分のことが一番大切。
②だれもが認めてほしいと思っている。
③自分をわかってくれる人を好きになる。
人には3大心理というものがあり、①人は自分のことが一番大切。②だれもが認めてほしいと思っている。③自分をわかってくれる人を好きになる。
というものがあります。つまり、人は「承認欲求」を満たしたいのです。この欲求があるからこそ、私たちは他人から認められたいと努力をしますし、良い面を伸ばそうと頑張れるのです。
では、この「承認欲求」が満たされないとどうなるのかというと、例えばイジメや無視といった、承認とは真逆の行為を受け続けた人は、自分の存在価値を感じることができなくなってしまい、精神的に落ち込み、やがてはうつ病などの精神的な病になってしまい、自分の命を絶つような思考へ追い込まれる場合があるのです。
まとめ
私たちにとって『承認される』ということがとても大切になってくるのです。
そして、承認欲求とは、自分で満たすだけではなく、『他人に認められること』がとても大切なのです。
「承認」を与えてくれる安心できると思える存在は、その人にとってどれほど貴重な存在になるでしょうか。
『魔法の言葉』=『承認の言葉』は、例えるなら、砂漠で喉がカラカラに乾いた状態の人に、一杯の水を差し出す。くらいの影響を与えるだけの、威力あるものなのです。
仕事や家庭で「何でこんなことができないのか?」ではなく、まず最初に「よく頑張ってるね」と魔法の言葉を使ってみませんか?
魔法の言葉であなたのパートナーや友達を幸せにしてみませんか?
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